９月３０日に２億円の私募債を発行・・・・コスギ不動産

　�潟Rスギ不動産（熊本市中央区九品寺２丁目、小杉周司社長）は９月３０日、寄付型私募債２億円を発行し、熊本市に「熊本城復興寄付金」として４０万円を寄贈した。
　受託銀行は北九州銀行で名称は「北九州銀行保証付寄付型私募債」。私募債の発行額は２億円で、期間は５年間となっている。コスギ不動産が私募債を発行する際に、指定された地方公共団体、学校、社会福祉法人などに北九州銀行が寄付を行うもので、今回は私募債の０・２％にあたる金額４０万円を、熊本市に「熊本城復興寄付金」として寄贈した。
　「北九州銀行保証付私募債」は、一定の財務条件を満たした企業が無担保で発行する社債で、その元利金支払を北九州銀行が保証するもの。発行企業は、固定・低利での長期安定資金の調達が可能となるほか、財務内容の健全性や成長性等を社内外にアピールできるメリットがある。
　小杉社長は「熊本で生まれ育った企業として、少しでも熊本城の復興にお役に立てれば」と話している。