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売上高は3・2%減の100億200万円で減収減益・・・・熊本製粉

 製粉業の熊本製粉梶i熊本市西区花園1丁目、宮本貫治社長)の2020年12月期決算は、売上高が前期比3・2%減の100億200万円、経常利益が同20・2%減の6億7800万円で減収減益だった。当期純利益は同21・5%減の4億5400万円。売上高が100億円を超えるのは3期連続。
 減収は3期ぶり、減益は2期連続。事業別にみると、主力の製粉事業では、新型コロナウイルスの影響により家庭内での調理機会が増加したことから家庭用の小麦粉やミックス粉の売り上げが増加。一方で、外食産業向けや土産菓子メーカー向けの製品売り上げが大幅減少し、売上高は前年比3%減の67億9300万円となった。食品事業では、米粉製品の餃子用の米粉ミックスが家庭料理やテイクアウト需要の増加から売り上げを伸ばしたものの、大手コンビニや外食産業向けそば粉の販売数量が減少し、売上高は同4%減の26億7100万円となった。倉庫事業は、農産物の保管を中心に営業活動を続け、小麦や大麦の保管料が増加したことから売上高は、3億7千万円だった。
 同社は「全社売上高は3期連続で100億円超えを計上したが、減価償却費の増加などから2期連続の減益となった」としている。
 また、役員人事では3月11日付で取締役営業本部長に山口祥夫執行役員エリア営業部長(48歳)を新任した。
 山口祥夫(やまぐち・さちお)取締役営業本部長は1973(昭和48年)2月13日生まれの48歳。熊本大学理学部生物化学科卒。1995年に同社に入社。2010年2月製粉営業部営業1課長、11年製粉営業1部部長、14年10月営業本部広域営業部長、18年1月同エリア営業部長、18年4月執行役員営業本部エリア営業部長。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年5月28日発行 No.480

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