輸入が５・２％増の８０億９３００万円・・・・２月の貿易概況

　八代税関支所がまとめた同管内（八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港）の２０２１年２月の貿易概況は、輸出が前年比５・４％減の２４億７８００万円、輸入が同５・２％増の８０億９３００万円だった。
　輸出は鉄鋼（前年同月比２・７倍の２億６９００万円）などが増加したが、輸送用機器（同８９・４％減の６８００万円）や一般機械（同２３・５％減の２億６５００万円）などが減少したことで輸出全体では２カ月連続の減少だった。
　輸入は穀物および同調整品（同４２・７％減の１０億３８００万円）などが減少したが、非鉄金属（同４・４倍の１４億３５００万円）や肥料（同９・４倍の４億２８００万円）などが増加したことで輸入全体では７カ月ぶりの増加だった。
　国別では輸出の上位３カ国が韓国（構成比２４・２％）、中国（同２１・９％）、アメリカ（同１３・３％）。輸入がオーストラリア（同２２・２％）、ブラジル（同１８・８％）、ロシア（同１８・８％）だった。