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呉服町3丁目に物販店舗「県民共済プラザ」・・・・熊本県民共済生活協同組合

 熊本県民共済生活協同組合(熊本市中央区呉服町2丁目、吉田秀樹理事長)は3月6日、同町3丁目に県民共済の加入者(組合員)などを対象とした物販店舗「県民共済プラザ」をオープンした。
 春と秋の年2回開催してきた紳士服仕立て会などの催し物が好評だったことから、ニーズの高まりに応え、常設の店舗を初めて開設した。同プラザを利用できるのは県民共済加入者とその家族。場所は通称電車通り沿いで、同組合の本部がある熊本県民共済ビルの約100m南側。敷地面積は341u、建築面積149u、鉄骨造り2階建て、延べ床面積は259u。黒を基調に重厚感のある外観にした。2019年9月に着工し、当初は昨年6月末のオープンを予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑み、オープン日を延期していた。
 1階は受付と物販スペースで、オーダースーツ用のイタリア製高級服地やハイブランド服地をはじめ、オーダーワイシャツやネクタイ、ベルトなどの紳士服関連商品のほか、カタログギフトや真珠のネックレスなどを取り扱う。2階ではランドセル(30種類以上)を販売。5月に22年モデルのランドセル、9月には秋冬物新柄紳士服の販売を開始する。
 営業時間は午前10時〜午後6時まで。定休日は毎週水曜日で、水曜が祝日の場合は営業する。スタッフは、蛯原勇太店長(35歳)を含め5人。駐車場は3台を収容し、近接する熊本県民共済ビルにも駐車スペースを設けている。年間販売目標は紳士服1500着、ランドセル400個。同組合は「最大奉仕・人道主義・非営利主義が県民共済の事業理念。組合員の皆さまに満足していただける商品の提供と、心を込めた接客、サービスを心掛けていきたい」と話している。
 同組合は全国生活協同組合連合会を共済元受け団体に1999年4月に設立、出資金は37億3975万円、職員数は90人。県内の加入者数は約30万人。2020年2月期の売上高は11億4221万円、経常利益は1億5769万円。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年5月28日発行 No.480

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