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菊陽町光の森にキッチンカーのフルーツサンド店・・・・海真丸

 飲食店経営の滑C真丸(熊本市東区長嶺東6丁目、Mア真社長)は2020年12月、菊陽町光の森2丁目にキッチンカーのフルーツサンド店をオープンした。
 場所は熊本北郵便局北側で、同社が経営する居酒屋「ビストロ海真丸」敷地内。店名は「フルーツサンド88」。テイクアウト専門で、冷蔵ショーケースを備えたキッチンカーで販売し、イベント出店も行う。商品はイチゴ、ミカン、キウイなど主に県産の果物を使用したフルーツサンドで価格は450円〜650円。営業時間は午前11時〜午後8時半。
 Mア社長は「コロナ禍でも従業員の雇用を守り、イべント出店できるメリットからキッチンカーを導入した。甘さは控え目だがコクのあるクリームが特徴。お陰さまで昼過ぎには完売状態が続いている」と話している。  

日本公庫熊本支店と第一信金から協調融資

   また、同社は同月30日、鞄本政策金融公庫熊本支店(同市中央区安政町、田村佳隆支店長)と熊本第一信用金庫(同区花畑町、豊住賢一理事長)から協調融資を受けた。日本公庫が新型コロナ対策資本性劣後ローンを小規模事業者向けに実行したのは県内初。
 同ローンは「新型コロナウイルス感染症対策挑戦支援資本強化特別貸付」で、無担保・無保証人で、法的倒産時には償還順位が他のすべての債務に劣後(返済順位が低い)し、金融機関の資産査定上は自己資本とみなされるため財務体質を強化できる特徴がある。海真丸は同地と熊本市東区長嶺東1丁目、同市中央区出水4丁目で居酒屋を経営しており、コロナ禍の時短営業や外出自粛の影響などで売り上げが減少していたため、同ローンを活用した。融資額は日本公庫が1500万円、第一信用金庫が1千万円。今回の資金使途は運転資金。
 Mア社長は「コロナ以前は黒字だったがコロナ禍で赤字に陥っており、公庫の資金注入で財務体質を強化できた。飲食で街を元気にという理念のもと、出店計画の中で良い物件があれば即時に対応できる資金としても役立てたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年3月30日発行 No.478

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