輸入は前月比３０・６％減の７４億８８００万円・・・・１２月の貿易概況

　八代税関支所がまとめた同管内（八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港）の２０２０年１２月の貿易概況は、輸出が前年比１０・２％増の３１億８３００万円、輸入が３０・６％減の７４億８８００万円だった。
　輸出は金属鉱およびくず（同６５・８％減の１億３１００万円）などが減少したが、電気機器（同９２・７％増の９億６７００万円）や鉄鋼（同２・９倍の２億９９００万円）などが増加したことで、輸出全体では２カ月連続増加だった。
　輸入は電気機器（同７・３倍の１０億４４００万円）などが増加したが、石炭（全減で４１億４００万円の減少）や非鉄金属（同６３・５％減の３億２５００万円）などが減少したことで、輸入全体では５カ月連続の減少だった。
　国別では輸出の上位３ カ国が中国（同２４・１％）、韓国（同１５・５％）、アメリカ（同１０・９％）、輸入がブラジル（構成比３７・８％）、中国（同１７・４％）、ベトナム（同１２・３％）だった。