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「体表温・温度検知システム」が納品259台に・・・・白鷺電気工業

 白鷺電気工業梶i熊本市東区御領8丁目、沼田幸広社長)が、昨年4月中旬から取り扱いを開始した、「体表温・温度検知システム」(V2L型)の納品実績が、今年3月末段階で259台となった。
 新型コロナウイルス感染拡大の中、事前防止の一環として取り扱いを開始したもので、公共施設や事業所に出入りする人々の体温や体表温を瞬時に検知し、設定温度以上の温度を検知するとアラームで発熱者を知らせるもの。用途に応じて2タイプあるが、259台の納品実績を突破したのは「V2L型」(サーマルタブレット)。来訪者一人一人がサーモカメラの前に立ち、体表温をスクリーニングし、目の前のモニターにリアルタイムの映像を表示。さらに、オプションでワイヤレスチャイムが付いており、離れている所でも発熱者、マスク無しの人などを無線のチャイムで知らせる。
 取り扱いを開始してから熊本県内をはじめ北海道、鹿児島県など全国各地からも問い合わせがあり、納品した業種ごとの台数では、医療・福祉関係、小売業、行政がトップ3で教育、サービス、金融・保険業などと続いている。
 同社では「現段階では予想以上の納品実績。特に病院への納品が多く、医療従事者に役立っている。地域別では熊本県を中心に北海道から奄美大島まで広がっている。今後もさまざまな業種のお役に立てるよう、温度検知事業を確立していきたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年4月30日発行 No.479

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