大学と共同でＳＤＧｓ取り組み支援・・・・さくら優和パートナーズ

　税理士法人さくら優和パートナーズ（熊本市西区二本木４丁目、岡野訓代表社員）は今年から、大学と連携して企業のSDGsの取り組みを支援する活動を展開している。
　京都大学、関西大学、拓殖大学、福岡大学の４大学の教授らと同法人が連携した取り組みで、企業・団体へ出入りする同法人の担当スタッフが先々でSDGs（持続可能な開発目標）の推進・周知活動を展開する。月に１度、教授らとミーティングを実施し活動や課題を報告。同活動を「産学連携オープンイノベーション」と位置付け、熊本、福岡、鹿児島でSDGsを波及させたい考えで、順次詳細を決定していくとしている。
　岡野代表社員は「大手企業はすでにSDGsを積極的に取り組んでおり、子どもたちはこの項目を学習指導で学ぶ。その結果、中小企業だけが取り残されて活動が遅れることが懸念される。まずは当法人の取り組みをモデルケースとして確立させ、地域経済へ継承していきたい」と話している。