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4月は「持ち直しのテンポ緩やかに」・・・・九州財務局

 九州財務局(熊本市西区春日2丁目)は4月26日、熊本県内における2021年4月判断の経済情勢報告を発表。1月発表の「新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況にあるなか、持ち直しに向けたテンポが緩やかになっている」の前回の総括判断を据え置いた。
 項目別に見ると、個人消費は百貨店・スーパー販売が食料品の堅調さや来店客数の戻りがあることから持ち直しつつあり、コンビニ販売は中食需要が堅調である一方、来店客数の減少があった。ドラッグストア販売は衛生用品や食料品、ホームセンター販売はDIY関連商品や園芸用品、家電大型専門店販売は生活家電やテレビ、パソコンが中心に好調だった。乗用車の新車販売は持ち直しの動きに足踏みがあり宿泊者数は緩やかな持ち直しの動きがあったが、依然として厳しい状況だった。
 生産活動は「持ち直しつつある」と2期ぶりに上方修正。食料品など一部弱さが見られたが、汎用(はんよう)・生産用機械では半導体製造装置が持ち直しており、電子部品・デバイスは車載向け部品を中心に好調。化学は弱い動きだが、輸送機械は自動車部品が持ち直している。
 雇用情勢は有効求人倍率が下げ止まりの兆しが見られ、新規求人数は医療・福祉、宿泊業・飲食サービス業、卸売、小売業が中心に前年を下回った。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年6月30日発行 No.481

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