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電子制御装置、センサーの整備を開始・・・・熊本オートバックス

 県内で車用品店を展開する褐F本オートバックス(熊本市東区西原1丁目、金子政義社長)は7月、同社が運営するスーパーオートバックス・熊本東バイパス店(同地)のピット工場内に自動ブレーキなどの電子制御装置やセンサーを整備するキャリブレーションエリアを新設した。8月から稼働を始めた。
 昨年4月の法改正で自動車の電子制御装置整備が国から資格を与えられた工場でのみ可能となったため、同社でも整備できるように設備を導入しエリアを新設したもの。同エリアでは自動操縦や自動ブレーキなどの高度な機能が搭載された自動車の電子制御装置やセンサーの調整や校正といった整備環境を整えている。東バイパス店のピット設備は地域の自動車関連事業者も共用工場として利用でき、この動きは国内のオートバックスグループでは初という。
 金子社長は「電子制御装置を整備するためには新たな設備投資や技術が必要となるため、安易な導入が難しい。当社ではこの度整備エリアを新設し、他の事業者にも当社の設備を共用工場として活用してもらい、より多くの自動車整備の受け入れを通じた地域の交通安全に貢献していきたい」と話している。
 同社は1986(昭和61)年設立。資本金は1500万円。県内に東バイパス店、植木店、菊陽店、宇土店、八代店、天草本渡店、山鹿店の7店舗を展開している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年9月30日発行 No.484

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