事業継続部門「優秀実践賞」を初受賞・・・・白鷺電気工業

　白鷺電気工業�梶i熊本市東区御領８丁目、沼田幸広社長）は５月３１日、「BCAOアワード2020」において、事業継続部門「優秀実践賞」を初受賞した。
　同賞は特定非営利活動法人事業継続推進機構が主催するもので、事業継続に普及、実践などに貢献した個人・団体を表彰する制度。２００６年に創設され、今回が１５回目の開催。事業継続の標準化・公開、普及などの活動や調査研究・手法提案、ＢＣＰ（事業継続計画）の策定、ＢＣＭ（事業継続マネジメント）の実施、人材育成、訓練、点検・改善などの実践を表彰し、その成果を広く知らしめることを目的としている。
　同社の受賞ポイントは、「熊本地震を経験した中で、事業継続に向けた取り組み」で、具体的には�@災害時の迅速な電力設備復旧により地域社会に貢献�A社員の安心安全を社是とし、熊本地震などの被災および対応経験を踏まえて、心の側面も強化するなど、従業員を守り事業継続に強い組織作りを進めている�B熊本地震を機に災害時の拠点機能を有する本社社屋を新築し移転したことなどが挙げられる。
　同社では「今後も、電気エネルギーのライフラインを築き、守る電気工事会社として、社会に貢献していくため、ＢＣＰ・ＢＣＭの構築・運用・改善に継続的に取り組んでいく」と話している。