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着工数は前年同月比42・8%増の1214戸・・・・6月県下新設住宅着工件数

 住宅金融支援機構九州支店(福岡市、佐藤孝行支店長)が調べた2021年6月の熊本県内新設住宅着工件数は、総数で前年同月比42・8%増の1214戸となり、大幅に増加した。
 2021年6月の住宅着工件数の内訳を個別にみると、持ち家は前年同月比20・1%増の490戸と増加に転じ、貸家も前月の大幅減の反動からか92・7%増の499戸と大幅に増加、分譲住宅も3・3%増の189戸となり、全てが増加した。
 また、全国ベースでは総数が7・3%増の7万6312戸と4カ月連続の増加となった。内訳別では持ち家が10・6%増の2万6151戸と8カ月連続して増加、貸家も11・8%増の2万9802戸となり、4カ月連続の増加、半面、分譲住宅は1・5%減の1万9877戸だった。
 さらに、九州管内は同様に全体で7・7%増の7139戸で4カ月連続して増加した。内訳別では持ち家が前年同月比13・3%増の2715戸と4カ月連続の増加。貸家も2・4%増の2986戸となり前月の減少から増加に転じた。分譲住宅は6・1%増の1379戸で5カ月連続して増加した。熊本県は2021年6月分では全国平均、九州平均を上回る増加となった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年10月30日発行 No.485

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