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理事長に吉田元樹院長が就任・・・・表参道吉田病院

 (医)起生会表参道吉田病院(熊本市中央区北千反畑町)の理事長に吉田元樹院長が就任した。吉田憲史理事長(82歳)は会長に就いた。8月1日付。
 新型コロナウイルス感染拡大など時代の変化に対応し、意思決定の迅(じん)速化を図る狙いで経営体制を刷新した。吉田元樹(よしだ・もとき)理事長は熊本市出身。1967(昭和42)年2月生まれ、54歳。吉田会長の長男。熊本高校―福岡大学医学部卒業後、熊本大学第一内科入局。上天草総合病院、済生会熊本病院、熊本労災病院、国立がん研究センター東病院、熊本地域医療センター、大阪医科薬科大学附属病院化学療法センター勤務を経て、2014年4月表参道吉田病院副院長、18年4月院長。専門分野は治療内視鏡、化学療法。理事長就任後は院長も兼務する。
 吉田理事長は「先端医療としてがんの免疫療法に取り組んでいる。近年健康寿命の延伸が重視される中、今後は予防医療を中心とした患者の健康づくりにも一層注力していきたい」と抱負を語った。

大腸内視鏡のAI診断機器を導入

 また同院はこのほど、2台目となる大腸内視鏡のAI診断機器を導入した。
 大小さまざまな大腸ポリープにおいて人間では見落としがちなポリープの発見をAI診断機器がサポートするなど、従来の内視鏡より高精度な点が特徴。これにより、現在の年間内視鏡診療3千件を当面は5千件まで増やす計画だという。吉田理事長は「AI技術の活用で医療の質向上を図っていきたい」と話している。
 同院は1901年開業、病床数は126床。法人全体のスタッフ数は240人。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年10月30日発行 No.485

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