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輸出が37・3%増の220億9100万円・・・・上半期の貿易概況

 八代税関支所がまとめた同管内(八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港)の2021年上半期の貿易概況は、輸出が同37・3%増の220億9100万円、輸入が前年比1・7%増の489億9500万円だった。
 輸出は一般機械(同14・3%減の50億4300万円)などが減少したが、電気機器(同82・4%増の50億4300万円)や鉄鋼(同2・7倍の26億6500万円)が増加したことなどで、輸出全体では4期ぶりの増加だった。
 輸入は一般機械が(同36・5%減の19億7500万円)などが減少したが、非鉄金属(同66%増の37億1900万円)や穀物および同調整品(同16・3%増の99億5千万円)などが増加し、輸入全体では4期ぶりの増加だった。
 国別では輸出の上位3カ国が中国(構成比28・3%)、韓国(同22・1%)、アメリカ(同10・1%)、輸入がオーストラリア(同22・4%)、中国(同16・5%)、アメリカ(同16・3%)だった。

6月は輸出が同2倍の51億2千万円

 また6月は輸出が同2倍の51億2千万円、輸入が同19・8%増の98億8900万円だった。
 輸出はそのほかの化学製品(同72・9%減の7500万円)などが減少したが、輸送用機器(同4倍の13億6600万円)や鉄鋼(同7・6倍の7億6200万円)などが増加したことで輸出全体では4カ月連続の増加だった。 輸入は電気機器(同63・9%減の1億8600万円)などが減少したが、石炭(同67・5%増の34億1100万円)や木製品およびコルク製品(家具除く、同2・4倍の11億6400万円)で、輸入全体で3カ月ぶりの増加だった。
 国別では輸出の上位3カ国が中国(構成比28%)、韓国(同23・9%)、パナマ(同9・5%)、輸入がオーストラリア(同36・8%)、アメリカ(同21・9%)、中国(同16・4%)だった。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年10月30日発行 No.485

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