トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

自社栗加工場の稼働を開始・・・・福田屋

 菓子製造の虚沒c屋(熊本市北区植木町、福田聖也社長)は9月1日、県産栗加工場の稼働を開始した。
 同社の菓子製造スペースの一部に栗の洗浄や蒸し、カット、パッキングなどができる移動可能な設備を導入し、栗が収穫できる季節の約2ヶ月間稼働させる。
 同社は県産栗を使用した菓子を複数販売しており、2018年に東京で開催された「第9回全ニッポンご当地おやつランキング」では製造する「栗千里」が全国1位に選ばれている。これまで観光土産を中心とした空港やインターチェンジでの販売などが主だったが、コロナ禍で売り上げが減少。県内外での知名度向上などを目的に、ブランディングとして県産和栗を中心とした菓子の製造に注力するため、これまで他社から購入していた栗ペーストを自社で生栗から加工し製造することを決めた。今後は既存の商品の製造を続けながら、栗を使用した新商品を開発。県外向けのカタログ販売や百貨店での催事販売、自社オンラインサイトでの販売を広げていく。
 同社は「採れたての栗を新鮮なまま加工し、冷凍するので、品質の良い商品を製造することができる。生産量2位を誇る熊本県産栗の価値を菓子製造を通じて高めたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年11月30日発行 No.486

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから