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99カ所の観光案内サインにARツールを採用・・・・熊本市

 熊本市(大西一史市長)は、同市内に99カ所設置されている観光案内サインに、スターティアホールディング梶i東京都新宿区、本郷秀之社長)傘下でデジタルマーケティング開発販売のクラウドサーカス梶i同、北村健一社長)が開発したAR(拡張現実)ツール「COCOAR」を採用した。
 9月6日、クラウドサーカスが詳細を発表したもの。COCOAR(ココアル)はスマートフォン向けのアプリを起動し、カメラで媒体をスキャンすることでウェブサイトや動画が閲覧できるサービス。同市では観光振興やインバウンド再開に向けた施策の一つとして、中心市街地をはじめとした主要観光地域の観光案内サイン99カ所にスマートフォンをかざすと表示されている場所への行き方や紹介文、画像が表示されるよう整備した。同ARツールは2024年3月末まで実装される予定。なお、この案内看板を制作する潟Aートスペース(熊本市北区下硯川2丁目、村田眸社長)がクラウドサーカスのサービスを導入したことが今回のARツール活用につながったという。
 同市観光政策課は「観光案内サインにARを活用することで、モバイル端末と連動した観光地への誘導だけでなく、観光施設の情報提供も可能となった。今回の施策が本市の街歩き環境の向上や観光地来訪の一助となることに期待したい」とコメントしている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年11月30日発行 No.486

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