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6月期の売上高は35億980万円で増収減益・・・・ナカガワフーズ

 食肉加工販売の潟iカガワフーズ(菊陽町原水、中川敬志代表)の2021年6月期決算の売上高は、前期比1・5%増の35億980万円、経常利益は3722万円で増収減益となった。当期純利益は2347万円だった。
 同社では、新型コロナウイルス感染拡大による影響で外食産業向けの取引数量が減少した一方で、関東、関西圏を中心に外食産業向けの食肉加工販売の新規取引先を拡大。2019年から進める大手食肉加工販売会社との業務提携などにより、九州内における外食産業や企業・病院給食向けの取引が拡大し、売り上げ増加につながった。一方で、経常利益は新型コロナの影響などによる食肉価格の高騰やパッケージなどの原材料費の高騰、輸送費などのコスト増加が影響し減収となった。22年6月期決算は新規の取引拡大を進め、増収増益を目指す。
 同社では「売上高は前年をクリアしたが、コロナの影響による原材料費の高騰などもあり厳しい1年だった。次年度は外食産業の新規の取引拡大や、企業・病院給食向けに加え、生協やスーパー向けなどにも力を入れ、さまざまなニーズに応えていきながら取引を拡大していきたい」と話している。
 同社は1968年6月に設立。資本金は1千万円。外食産業や大手食肉メーカー、企業・病院給食向けに食肉加工卸販売、食肉販売業食品の冷凍、総菜製造などを手掛けている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年11月30日発行 No.486

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