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約4千万円かけ武蔵ケ丘に家族葬専用式場・・・・肥後葬祭

 葬祭業の株後葬祭(宇城市小川町、杉本優子社長)は10月1日、熊本市北区武蔵ケ丘5丁目に家族葬専用式場をオープンした。投資額は約4千万円。
 場所は通称武蔵ケ丘中央通り沿い、早稲田スクール武蔵ケ丘校西隣。名称は「さくらリビング武蔵ケ丘」。コーヒー店跡の木造平屋建ての建物を賃借し改装した。敷地面積は1650u。延べ床面積は198u。フロアは受け付けや10人までの葬儀も行えるラウンジ、メインホール、親族控室など。また、ショールーム兼相談ルームを設け、小型仏壇7基や仏具などを展示販売する。5人の少人数の葬儀から対応し、20〜30人の葬儀がメインで、最大50人まで収容可能。親族控室は床暖房仕様で家具を配置し、自宅リビングのような空間になっているという。式場と親族控室が一体型で、移動の負担が少ない点が特長。葬儀費用は参列者10人までで通夜・告別式を行う「小式場ラウンジプラン」が会員価格32万7800円〜(一般は43万7800円〜)。スタッフ1人が常勤し、葬儀の際は4〜5人で対応する。駐車場は約30台収容。初年度の葬儀件数は50件、2年目以降は年間80〜100件を目指す。
 越口大亮常務は「コロナ禍で家族葬ニーズが増加しており、熊本市内全域で出店地を探していた。武蔵ケ丘店周辺は激戦区だが人口密度が高い魅力あるエリアで、近隣にさくらリビング龍田店もあり今回はドミナント戦略で出店できた。今後も良い場所があれば商圏調査を行い出店していきたい」と話している。
 同社は1985年10月設立。資本金は1600万円。2020年9月期の売上高は5億2千万円。従業員は27人。宇城市、宇土市、熊本市南区白藤の4カ所で斎場「アルモニーホール」を、熊本市内3カ所で家族葬専用式場「さくらリビング」を運営しており、今回は8カ所目の出店。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年12月30日発行 No.487

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