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室内のCO2濃度測定器の取り扱いを本格開始・・・・白鷺電気工業

 白鷺電気工業梶i熊本市東区御領8丁目、沼田幸広社長)は8月上旬から、本格的に室内のCO2濃度が測定できる機器「hazaview(ハザビュー)」の取り扱いおよび販売を開始した。
 同社が2020年から行っている感染症対策ソリューションの一環として取り扱いを開始。商業施設などの各種施設や学校に対して新型コロナウイルス感染症対策分科会が、室内の二酸化炭素濃度が一定水準(目安・室内:1000ppm/学校:1500ppm)を超えないように、換気や収容人数を調整するよう推奨しているのを受けて対応を図ったもの。
 商業施設や各種施設、学校の教室内、企業や団体の執務室や会議室などの室内の「密閉・密集」状況を、CO2濃度を測定することで判断、サイネージ(電子表示)やスマートフォン、タブレットなどへリアルタイムに表示する。基準値を超えると警告画面に切り替わり、換気が必要なことを強く明示するという。
 企業や団体などの支店・支所・営業所など離れた場所の室内管理も同機器を設置するだけで一元管理ができる。また、各室内ごとのデータをWEBで公開し、利用分散も促せる。価格は1システム5万円。現在、結婚式場や医療機関などのワクチン接種会場などが導入している。
 同社は「定量的に密閉・密集状況を可視化することで、換気作業の励行や密集の発生を抑止できる。また、過度な空調タイミングを促して熱中症リスクの低減や換気を最小限にするなど省エネ管理も行える」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年12月30日発行 No.487

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