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PR映像2本がグッドデザイン賞受賞・・・・ゆうプランニング

 (公財)日本デザイン振興会は10月20日、グッドデザイン賞の2021年受賞結果を発表。鰍艪、プランニング(熊本市南区江越2丁目、木村正夫社長)企画・制作のPR映像2本が受賞した。
 受賞した2本は熊本保健科学大学のPRのために作成。人材不足が懸念される医療分野への関心向上を目的に、学生たちの取り組みをドキュメンタリータッチで映像に収めている。
 1本目の「明日、声がなくなるとしたら」は喉頭を摘出する手術を前にしたある男性が、人生最後の声として思いを語った1本のカセットテープを、言語聴覚士を志す学生たちが聴き、残された家族の思いに触れる特別授業に密着した映像。2本目の「イルカと泳いだ女の子」は交通事故により車椅子生活を送る7歳の少女のイルカと泳ぎたい≠ニいう夢を学生たちが支援するもので、事前準備から遊泳体験までを映像に収めた。いずれもYouTubeで一般公開されている。
 デザイナー・ディレクターを担当した同社の森山大雅制作部部長は「作り物ではないありのままの学生の姿を伝えることで、視聴者もリアルに体験できる映像制作を目指した。将来の夢が明確でない高校生にも興味をもってもらえるよう企画。今後も魅力的な広告を目指して制作し、地域の皆さまの力になりたい」と話している。  

伝統工芸や文化の魅力を伝えるWebメディア開設

 鰍艪、プランニング(熊本市南区江越2丁目、木村正夫社長)は9月、日本の伝統工芸や文化の魅力を伝えるWebメディア「NOROSHI(のろし)」を開設した。
 伝統工芸や文化にあまり触れたことがない若い世代、外国人への周知や、後継者不足などに悩む職人や担い手を支援し情報発信、販路拡大につなげることを目的に、同社の動画事業部が立ち上げた。COOL JAPAN≠テーマに、作業風景とインタビュー取材を収録。ウェブサイトやYouTube、インスタグラムなどに記事、動画、写真を掲載する。また動画では外国人向けに英語字幕も付けている。第1回は肥後象がん「光助」、第2回は来民渋うちわ「栗川商店」、第3回は山鹿灯篭「中村制作所」を取り上げた。今後は醤油蔵や酒造など取材予定で、定期的に掲載を続けるという。
 同社は「守るべきものは守り、変えるべきものは変えていく≠ニいう点はどの取材先でも共通しており、伝統を後世に伝えていこうと日々取り組む姿に感銘を受けている。その魅力を世界に伝え、少しでも貢献ができればうれしい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年1月30日発行 No.488

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