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上半期の創業融資件数は46・6%減の229件・・・・日本公庫

 鞄本政策金融公庫熊本支店(熊本市中央区安政町、田村佳隆支店長)および八代支店(八代市出町)がまとめた2021年度上半期の創業融資実績は、融資件数が前年同期比46・6%減の229件、融資額は58・1%減の9億円だった。
 両支店が創業前および創業後1年以内の融資先の実績をまとめたもの。融資先の内訳は創業前が同10・6%増の115件。一方、創業後1年以内は同64・9%減の114件と大幅に減少。創業前融資実績は今年2月を低値に緩やかな回復傾向にあり、2021年度は前年実績を上回る水準で推移している。背景としてコロナ禍が長期化し、厳しい雇用情勢が続く中、創業を選択肢の1つと捉え、実際に行動に移す動きが出始めていることがあるという。
 日本公庫は「引き続き創業者の資金需要に着実に対応し、コロナ禍での創業者の事業が軌道に乗るための支援にも積極的に取り組む」と話している。

高校生ビジネスコンテストで県内6校を上位選出

 また、日本公庫(東京都千代田区)は12月10日、全国の高校生・高専生を対象に開いたコンテスト「第9回高校生ビジネスプラン・グランプリ」の上位を発表し、熊本県内からは過去最多の6校を選出した。
 同コンテストは起業教育の推進を目的に毎年開催しており、今回は353校・3087プランの応募があった。審査項目として、地域や社会的課題の解決などからビジネスプランを発想しているかなどがあり、書類審査で高い評価を得たプランに与える「ベスト100」には八代東高校、天草工業高校、熊本農業高校、鹿本農業高校、高森高校の県内5校が入選。また、起業教育の推進に熱心に取り組む高校に与える「学校賞」を真和高校が受賞した。学校賞は全国22校が受賞、九州では同校のほか1校が受賞している。
 県内6校のプラン内容は、八代東高校が地元のい草を活用した紙せっけん、天草工業高校は地域住民が災害前後に異変個所を通報する3Dハザードマップアプリ、熊本農業高校は廃棄される豚脂を活用したせっけん、鹿本農業高校は山鹿産和紅茶の廃棄される紅茶くずを粉末化して活用したパン、高森高校は行の入れ替え可能な環境配慮型ルーズリーフ、真和高校は人の真上を維持して飛ぶ傘付きドローンのプランが入賞した。12月と1月に授与式を各校で開き、表彰状のほか、同コンテストの趣旨に賛同した菓子製造の褐ホ池屋提供の「ポテトチップス」などの菓子を贈呈した。

生乳需給緩和に関する相談窓口を設置

 また、日本公庫熊本支店は12月23日、生乳需給緩和に関する相談窓口を同支店4階の農林水産事業に設置した。
 コロナ禍で経営に影響が発生している酪農生産者を対象に融資や返済に関する相談を受け付ける。対象となる資金は「農林漁業セーフティネット資金」、「農業経営基盤強化資金(スーパーL資金)」、「経営体育成強化資金」。3資金が対象の具体的な特例措置には、利子助成を受けることで融資当初5年間は実質無利子となる金利負担軽減措置、実質無担保措置がある。また、農林漁業セーフティネット資金を対象とした具体的な措置として、一般で通常600万円の融資限度額が1200万円に、特認で通常は年間経営費などの12分の6の融資限度額が12分の12まで引き上げられるほか、通常10年以内の償還期限が15年以内に延長となる。
 同支店は「酪農生産者の経営環境は生乳需給緩和のみならず、牛の飼料価格や重機に使う燃料価格の上昇、肉用子牛価格の下落など昨年から影響が続いている。政策金融機関として迅速かつきめ細やかに対応していく」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年1月30日発行 No.488

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