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コロナワクチン生産設備が完成・・・・KMバイオロジクス

 医薬品製造販売のKMバイオロジクス梶i熊本市北区大窪1丁目、永里敏秋社長)が開発中の新型コロナウイルスワクチンの生産設備が12月16日、菊池市旭志川辺の同社菊池研究所内に完成した。
 同研究所内のFC棟にある既存の新型インフルエンザワクチン原液製造設備をコロナワクチン用に改造したほか、品質試験や原材料保管のためのKC棟を新設。同棟に隣接するKM棟には不活化したウイルスの精製や調整のための設備を導入する工事が進んでいる。新設したKC棟は鉄骨造り5階建て、延べ床面積3098u。厳重に管理された「バイオセーフティレベル3」の環境下で品質試験を行う試験室のほか、試薬などワクチン製造のための原材料を保管する倉庫を備える。
 3棟で構成する生産設備は22年4月の稼働開始を予定し、年間1500万回分のワクチン生産が可能という。生産体制整備費の総投資額は約100億円で厚生労働省の補助金を活用した。
 同日、現地で開いたKC棟のしゅん工式で、永里社長は「ワクチンを市場に提供できるまで、最後まで力を抜くことなく成し遂げたい」とあいさつした。
同社では20年5月から新型コロナウイルス感染症に対するワクチンの開発に着手。ウイルスの粒子を集めて病原体の感染力や毒性をなくした成分を用いてつくる不活化ワクチンでの開発を進めており、臨床試験は最終段階に入っている。22年春には追加接種用や小児用についても治験を始める計画で、「条件付きの早期承認」を得て22年中の実用化を目指している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年3月2日発行 No.489

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