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34億円かけ抗がん剤原薬などの生産を強化・・・・日本マイクロバイオファーマ

 日本マイクロバイオファーマ梶i東京都、梅田明人社長)は2024年4月までに八代市三楽町の工場の設備を増設し、抗がん剤原薬などの生産を強化する。12月14日、熊本県庁で同市と立地協定を締結した。投資金額は34億円。
 同社は微生物の発酵・変換技術を使った医薬品原薬や添加物などの製造を主業務としており、例えば抗がん剤原薬やサプリメントの成分などを生産している。八代工場は抗がん剤原薬などの事業拡大を目的に、2020年10月に鉄骨造り3階建て、延べ床面積約1700uの新製造棟を建設。今回の増設では新製造棟での生産品目拡充のために新規設備を導入するほか、既存製造棟の建屋改装と新規設備導入を実施する。国内医薬品メーカーからの製造受託や自社製品の拡販、非医薬品の製造などを強化する狙い。従業員は従来の136人に加え、県内を中心に2人雇用する予定。
 梅田社長は「社員一同新たなプロジェクトに注力する。今後も八代市と共存共栄で成長したい」と話している。
 同社は東京本社のほか、愛知県清須市、静岡県磐田市、八代市に工場を構えている。八代工場は7万4千uの敷地に大型発酵製造設備を有している主力工場で、売り上げの約半分を占めているという。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年3月2日発行 No.489

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