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「オールインワン端末」の取り扱いを開始・・・・肥銀カード

 肥後銀行グループの肥銀カード梶i熊本市中央区上通町、大仁田尚社長)は11月15日、電子決済に関連する決済インフラの提供事業を行っている潟gランザクション・メディア・ネットワークス(TMN、東京都中央区日本橋2丁目、大高敦社長)と連携し、同日から「オールインワン端末」の取り扱いを開始した。
 「オールインワン端末」は、クレジットカード、電子マネー(くまモンのICカード含む)、QRコード決済を1台の端末で対応可能なキャッシュレス決済端末で、無線(LTE)対応のモバイル型で持ち運びが可能となっている。また、プリンター内蔵で機器間の接続断がない点などの特徴が挙げられる。
 取扱可能な決済ブランドは、くまモンのICカード(1種類)、クレジットカードがJCBやVISAなど7種類、電子マネーはsuica、nimocaなど15種類、QRコードはPayPay、d払いなど6種類で全29種類となっている。通信方式はSIM方式(Wi−Fiは接続不可)、WEBサービスとして、同端末を利用したキャッシュレス決済の売上履歴一元管理画面がある。
 サービス利用料(税込、1台あたり)は、初期導入費用(初回申込時)は不要、基本手数料は月に1100円で、電子マネー決済を選択時は追加費用で月に935円必要となる。通信費は月550円、プリンターロール紙は10本で1650円、その都度注文で別途送料が必要。
 肥銀カードは肥後銀行グループの関連企業として1989年7月設立、同年9月創業を開始、クレジットカードに関する業務全般および信用保証業務を行っている。
 トランザクション・メディア・ネットワークスは2008年3月設立、資本金は30億5341万5千円。11年にクラウド(シンクライアント)型電子決済における国内初の商用化を実現して以来、電子マネーを中核にクレジット、QRコード、プリペイドカードなどあらゆる決済手段をワンストップで提供するゲートウェイ事業を展開している。コンビニエンスストアなど幅広い業態で利用されており、同社ゲートウェイに累計75万台超の決済端末を接続している。
 肥銀カードでは「新たな決済端末は多様なキャッシュレス手段に加え、無線接続で決済が可能となり、レジ周りのスリム化が図れる。これからも地域のキャッシュレス化を促進し、効率的な業務運営を支援していく」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年3月2日発行 No.489

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