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3階建て拠点施設を建設する計画案示す・・・・県施策のUXプロジェクト

 県は12月22日、熊本市の水前寺共済会館グレーシアで新産業創出事業「UXプロジェクト」実施計画の骨子案について、有識者らと意見交換した。ハード面ではテクノリサーチパーク内に同プロジェクト拠点施設として3階建て・延べ床面積約3600uの建物を整備する計画案を示した。
 同施設群は同プロジェクトの拠点施設「イノベーションハブ」として、企業関係者や起業家、技術者、研究者などがリアルに交流し、イノベーション創出をはかるために設置。候補地としてテクノリサーチパーク内にある県所有の3カ所と(公財)くまもと産業支援財団が所有する1カ所が挙がっている。同拠点の内訳はコワーキングスペースが300u、共同実験スペースが300u、サテライトオフィスが450u、個別実験スペースが450u、企・業製品PRブースが500u、支援機関入居スペースが1200u、通路や階段、トイレなどが400u。カフェ・レストランや無人スーパーは現在費用対効果を含め継続検討しており、サーバーについてはクラウド型を採用するため、設置しない予定。また将来的には空港隣接地にもハブ機能を置くことを検討するという。22年度中に施設構想の検討など進め、23年度に設計など詳細検討、24年度半ばから整備準備を進める。
 ソフト面では同プロジェクトの会員登録制度設置や専門人財の配置、県や医師会などのデータを連携し活用するなどの素案を話し合った。実施計画は21年度中に策定する。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年3月2日発行 No.489

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