トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

アミュプラザ熊本の売上高は193億円・・・・JR熊本シティ

 JR熊本駅ビルの商業施設を管理・運営する鰍iR熊本シティ(熊本市西区春日3丁目、山下信二社長)は4月13日、2021年度の「アミュプラザ熊本」の売上高が193億円、年間の入館者が1130万人になったことを明らかにした。そのうち開業4年目を迎えた「肥後よかもん市場」の売上高は前年比125%増の34億円だった。
 新型コロナ禍に影響を受けた開業1年目で、当初目標にしていた入館者年間1300万人に対して86%の1130万人(1日平均3万3千人)と伸び悩んだ。「地の利のいい大分、鹿児島のアミュプラザよりやや低い数字」としているが、飲食関連は健闘しているという。販売促進策では専門のクレジットカード「JQ CARD」の会員獲得で6万人、SNSを活用したファン獲得でも、インスタグラムで約1万人のフォロワーを獲得したほか、LINEアカウントでも約2・4万人の友達登録を達成した。飲食テナント支援ではプレミアムグルメチケット(1万2千円分)1900セットを販売し即日完売した。イベントでは約半数の22件が中止・延期となったが、クリスマスマーケット熊本、プロジェクションマッピング、熊本新酒まつりなどでは広域からの集客が実現できたとしている。22年度からはJQ CARD会員の駐車料金を30分無料から2時間無料へサービスを拡充した。
 同社の山下社長は「新型コロナ禍により全営業日の約6割が営業時間制限を受けた厳しい1年だった。一方、制限の適用がなかった11〜12月の期間では、1日8万人を超える来館があるなど集客のポテンシャルを感じた。厳しい1年だったが、JQ CARD会員とSNSを活用したファン獲得やアミュ広場を活用した賑わい創出、テナント支援策などに取り組み営業の基盤づくりをした。22年度は再スタートの年と位置付けている」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年6月30日発行 No.493

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから