山鹿市の高野タクシーから事業を承継・・・・ＴａＫｕＲｏｏ

　一般乗用旅客自動車運送業（タクシー業）の�概aKuRoo（タクルー、熊本市西区上熊本３丁目、小山剛司社長）は、４月１日付で�牛ｖ�タクシー（山鹿市山鹿、高野誠二社長）の事業を承継した。
　売り上げの減少などを背景に高野タクシーが事業の譲渡を打診。タクルーが事業を引き受け、地域の交通手段と雇用の維持を図る。従業員１２人とタクシー車両１２台を引き継ぎ、高野タクシーの本社所在地に山鹿営業所を設置。当面は今村英敏常務が同営業所の責任者を兼務する。今回の事業承継は、昨年４月１日に肥後交通グループ（７社）とミハナタクシーグループ（３社）が合併しタクルーを設立して以来初めてとなる。
　小山社長は「温泉地として、また熊本県を代表する名産・特産を有し文化的にも素晴らしい山鹿において営業所を開設できたことを喜ばしく思う。山鹿エリアのタクシー会社とも連携・協調しながら地域の足と雇用を守っていき、タクシーのネットワークを維持しつつ、観光商品づくりや地域のにぎわい創出にも寄与していきたい」と話している。
　タクルーは、県内最多の台数を保有しており、今回の事業承継で保有台数は３４１台になった。資本金は３千万円。本社営業所のほか、世安、菊池、天草、人吉、阿蘇に営業所がある。