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人吉農芸学院・熊本労働局と連携協定・・・・熊本大学

 熊本大学(熊本市中央区黒髪2丁目、小川久雄学長)は4月25日に人吉農芸学院と連携協定を締結した。27日には熊本労働局と同様の協定を結んだ。
 いずれも同大法学部が4月1日に設置した「地域の法と公共政策教育研究センター」(センター長=大日方信春法学部長)との間に結んだ。少年院である人吉農芸学院との協定では在院者の法教育や所属職員の処遇技術向上のために同センターの知見を提供することなどを盛り込んだ。熊本労働局との協定では労働局の研修などにセンターの知見を提供する。
 同センターには「地域紛争予防・解決部門」と「地域ガバナンス先導部門」を置き、地域の社会的課題に取り組むための拠点となることを目指している。

北里柴三郎青年期の採用辞令を発見

 また同大は5月16日、小国町出身の細菌学者・北里柴三郎が青年期に地元小国郷の教師や役所の見習いに採用されていたことを示す史料を発見したと発表した。
 同大永青文庫研究センターの今村直樹准教授が小国町教育委員会の協力を得て、約2千点に及ぶ「小国町町政史料」の中から当時17歳だった北里を教師の後任や役所の見習いとして採用し、勤務期間は飯米を支給するという1870年8月の辞令の控えを発見した。同センターは「この史料は履歴の空白部分を埋めるとともに、当時の北里の進路に地元の教師が想定されていたことを明らかにした。また時習館廃止後に帰郷し、軍人を志望していた北里が医学の道へ進路変更する人生の転機をもたらしたものとして重要な意味を持つもの」としている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年7月30日発行 No.494

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