トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

来年度、学科・専攻を再編へ・・・・九州ルーテル学院大学

 (学)九州ルーテル学院大学(熊本市中央区黒髪3丁目、松本充右学長)は、2023年度から人文学科の「こども専攻」に置いている2コースを専攻化するなど学科・専攻を再編する。定員(150人)は変えない。4月22日に文部科学省に申請した。
 時代のニーズに対応した教育・学修環境充実が狙い。こども専攻の保育と児童教育の2コースを「保育・幼児教育専攻」と「児童教育専攻」としてそれぞれ専攻化。「保育・幼児教育専攻」は幼稚園教諭と保育士の資格取得を目指しつつ、外国からの学びなども取り入れながら、保育現場で今後求められる専門的知識を習得する機会を増やす。また心理臨床学科の特別支援学校教員養成課程を児童教育専攻に移し、小学校教育と特別支援教育に特化した専攻に改組する。心理臨床学科はメンタルヘルスに特化した専門学科として改編、大学院進学も視野に入れた公認心理師養成の心理学コース、国家資格の精神保健福祉士(スクールソーシャルワーカー)養成の精神保健福祉コース、広く心理学を学ぶ人間科学コースの3コースを設置する。さらに人文学科として学科・専攻の枠を超えた専門横断的な学びを推進するため8つの副専攻プログラムを開講する。
 松本学長は「この再編には、将来、不可欠のスキルとなるAI・データサイエンス教育の実施のほか、地元理解を深める科目と英語・グローバル科目の充実を盛り込んだ。今後も学生にとって有益と思われる新しい学修内容を絶えず検討し取り入れていきたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年7月30日発行 No.494

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから