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県産米粉100%使用の「純米台湾かすてら」発売・・・・JA熊本経済連

 熊本県経済農業協同組合連合会(通称・JA熊本経済連、熊本市中央区南千反畑町、丁道夫代表理事会長)は5月1日から、熊本県産6次化新商品として「純米台湾かすてら」を発売した。
 熊本県内でも多くの農家が関係する品目「米」の6次化商品に着目し、熊本県産米粉100%にこだわり商品化した。製造にあたっては熊本製粉鰍ナ米粉用の品種「ミズホチカラ」とほかの県産米粉用米をブレンドし、製粉加工された熊本県産米粉100%を原料に、褐F本菓房で製造した。同商品は「プレーン味」と熊本県オリジナルイチゴの「ゆうべに」も用いた「ゆうべに苺味」の2種類となっている。グルテンを含まない、しっとりもっちりの食感という。価格は1個1404円(税込)、2個入り化粧箱は3240円(同)。化粧箱には熊本城や阿蘇、芦北の「うたせ舟」などの観光地を配置している。売上金の一部は熊本城復興支援金として寄付する。5月1日からyou+youなどに販売先を拡大する予定。
 なお、商品名に「台湾」が入っている理由は、熊本地震の支援にいち早く動いた地域でもあり、熊本と台湾の友好的な関係を表したい考えで使用したという。
 5月19日、ホテル熊本テルサで行われた商品発表会で丁会長は、「熊本県内の農家が栽培した米粉用米の100%使用にこだわり開発をスタート。農家、経済連、熊本製粉、熊本菓房とオール熊本で商品化した。今後、多くの方々に買っていただくことで、熊本県産米の消費拡大と観光PRを推進していく」とあいさつした。
 来賓として参加した蒲島郁夫県知事は「この純米台湾かすてらが県産米粉の消費拡大に力を発揮するとともに、熊本と台湾の友好の架け橋になることを期待する」と述べた。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年7月30日発行 No.494

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