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就職決定率は97・0%・・・・熊本大学

 熊本大学(熊本市中央区黒髪、小川久雄学長)の2022年3月卒業者の就職決定率は、医学部を除く学部卒業者が97・0%で、前年に比べ0・6ポイント上昇した。院卒者は97・4%で0・2ポイント減少した。県内の就職者は前年から50人増の332人だった。
 学部卒業者数1705人のうち就職希望者数は962人。決定者数は933人、大学院などへの進学者数は539人だった。また、大学院修了者744人のうち就職希望者は613人で、決定者数は597人だった。
 決定先を業種別に見ると製造業が前年並みの95人、金融・保険業が前年4人増の42人、医療・福祉が同6人減の147人、教育・学習支援が同9人増の161人、公務員が前年並みの198人だった。地域別には熊本を除く九州が43%、県内が36%、関東は13%だった。院卒者も含めた企業団体別ではソニーセミコンダクタマニュファクチャリングがトップで38人、次いで肥後銀行に10人、東京エレクトロンに7人が決定した。
 同大就職支援課の日和田伸一専門職員は「法学部や医学部看護学科で県内就職者が昨年より増加している。全体としては、今年も求人が堅調で、企業が早めにリモート対応での採用活動を始めており、学生は落ち着いて自分のペースで納得感のある就職活動ができたように感じる」と話している。
 主な就職先は前記3社のほか、九州電力、TOTO、KMバイオロジクス、パナソニック、福岡銀行、東京海上日動火災保険、日立製作所、旭化成、双日、楽天グループ、バンダイナムコエンターテインメントなど。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年7月30日発行 No.494

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