南阿蘇村のホテル敷地内にキャンプ場・・・・Ｋ.Ｍ.Ａ ＳＰＡ＆ＲＥＳＯＲＴＳ

　リゾートホテル運営の�鰍j.Ｍ.Ａ ＳＰＡ＆ＲＥＳＯＲＴＳ（熊本市東区戸島町、松原正恭社長）は8月、南阿蘇村河陽で運営する「アコンカグア・リゾーツ」敷地内にキャンプ場をオープンした。
　南阿蘇村における総合リゾート施設を目指す中で、新たなアクティビティの一つとしてオープンしたもの。同ホテルの敷地１万８千�u内にある山林を活用し、総芝生張りで１１区画を整備。受付およびアルコール類が楽しめる中核施設「スカイラウンジ」のほか、Ｗｉ‐Ｆｉ、電源といった設備を設ける。バーベキューも可能。テントは利用者の持込だが、今後は貸し出しやテント張り・火起こしといったサービスの提供を計画中。料金は１区画１万〜１万５千円でホテル宿泊者も利用できる。投資額は１千万円。
　松原社長は「段差を活用し完全に区画されたプライベートな空間にするため、ストレスなく利用いただけると思う。高台にあり、立野渓谷を見下ろせるというロケーションで、ラグジュアリーなキャンプを存分に楽しんでほしい」と話している。
　同社は事業投資会社�汲nｒａｎｇｅ＆ＬｉｎｋＣｏｍｐａｎｙ（同地）の１００％子会社として２０２０年３月に設立。熊本地震で被災し休業していた栃木温泉・荒牧旅館の事業をＭ＆Ａで継承し、リゾートホテルに全面改装後、「アコンカグア・リゾーツ」に名称変更し、昨年１０月に開業した。客室は１２部屋。Ｏｒａｎｇｅ社は輸入車販売、美容室経営、輸出事業などを手掛けるパインプレイングループ（同地）の１社。同グループは２００１年創業で年商は５億円、社員２５人。