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山鹿市鹿央町の大型精米工場が完成・・・・ミヤタ

 米穀卸売業のミヤタ梶i山鹿市古閑、宮田正高社長)は同市鹿央町岩原に大型精米工場を建設し、5月2日に運営を始めた。
 本社工場として稼働していた古閑倉庫(山鹿市古閑)が手狭になったため移転したもの。総事業費は6億円。場所は南島交差点南西側の同社鹿央倉庫敷地内。9917uの敷地中央に建設し、建物は鉄骨造り一部2階建て、延べ床面積は1684u。1階が工場と事務所、2階が会議室など。新精米工場は国産米粉をビーズ状に固めたライスビーズを熱し、精米後の白米と摩擦させ表面の糠層(ぬかそう)を取り除き、とぎ汁を排出しない無洗米機を導入するなど環境面に配慮。白米や玄米のほか、有機JAS米も精米できる点が特徴で、国際衛生基準「HACCP」の認定も受けている。1日あたりの精米量は以前の2・5倍にあたる約100tで、最大約5千tの玄米が収容できる低温倉庫も併設している。また、取引先や学校の工場見学に対応できるよう、2階会議室には3方向に窓を設けている。旧古閑倉庫は低温倉庫に改装した。
 宮田社長は「当社のブランド米『米都らいす』をより多くの量販店やお客さまに愛される商品として価値を高めながら、今後も米穀業界のさらなる発展と米の消費拡大のために力を尽くしていきたい」と話している。
 同社は1995(平成7)年設立。資本金は2千万円。売上高は18億円。社員数は60人。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年9月30日発行 No.496

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