航空会社５社国内初のＡＮＡ、ＪＡＬコードシェア開始

　全日本空輸�梶iＡＮＡ、東京都港区）、日本航空�梶iＪＡＬ、東京都品川区）、天草エアライン�梶iＡＭＸ、天草市）、オリエンタルエアブリッジ�梶iＯＲＣ、長崎県大村市）、日本エアコミューター�梶iＪＡＣ、鹿児島県霧島市）の５社は、国内で初めて系列外の航空券を販売するコードシェア（共同運航）を始める。
　これまでＡＭＸ、ＪＡＣ運航便をＪＡＬが、ＯＲＣ便をＡＮＡがコードシェアし、それぞれ販売してきたが、８月３０日からＡＮＡがＡＭＸ便、ＪＡＣ便を、ＪＡＬがＯＲＣ便を販売することが可能となった。運航開始は１０月３０日。運航会社は既存のコードシェアなどの提携に加え、今回新たな販路が加わることで新規需要の創出や旅客数増、安定した路線運営につなげたい考え。利用者にとってはＡＮＡから熊本＝天草便を、ＪＡＬから福岡＝対馬便の購入などが可能となり、それぞれのマイレージバンクにマイル加算ができるといったメリットがある。
　５社は２０１９年に離島路線の維持や安定運航確保などを目的に地域航空サービスアライアンス有限責任事業組合を共同出資で設立。営業販売強化などを推進し、今回のコードシェアに至った。新規コードシェア対象路線は次の通り。