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空港周辺地域活性化で連携協定・・・・県、熊本国際空港、東海大学

 県と熊本国際空港梶i益城町、新原昇平社長)、東海大学九州キャンパス(熊本市東区渡鹿9丁目、木之内均キャンパス長)は8月26日、熊本空港周辺エリアを活用した地域活性化に関する連携協定を締結した。
 来年春に空港の新ターミナルが開業、空港南側に隣接する東海大学農学部の「阿蘇くまもと臨空校舎」が開設される。さらにテクノリサーチパークなど空港周辺地域では農業や医療、健康といったライフサイエンス分野などでの新産業創出を目指すUXプロジェクトを推進する県の取り組みも始動している。そこでその3者が持つ資源を有効に活用し、空港を中心としたエリアでの一層の活性化を図るために連携協定を結ぶもの。協定の概要としては@共同開催イベントARE100を目指した産業拠点の形成など地域の環境B健康メニューの研究・開発などの実証C自動運転、シェアサイクルなど各施設間の移動D各施設のコンテンツの共同発信など情報発信。各施設の利用者にとって利便性の高いエリアの形成に取り組むとしている。これまで月1回のペースで実務者会議を開催、今後は連携内容の詳細設計を進め、3者の施設が完成する来年初以降の連携開始を目指している。
 県庁で行われた締結式では、蒲島郁夫知事が「各者の持つ資源を利活用し大空港構想とUXプロジェクトも進展し空港周辺はさらなる活性化が実現できる」と挨拶した。木之内均東海大学九州キャンパス長は「空港ビル開業と同時期に農学部の新キャンパスがオープンする。互いの潜在力を融合させれば学生の学びの発展、地域産業への貢献などへも繋がる」と述べた。熊本国際空港の新原昇平社長は「オープンの3月23日はゴールではない。スタートラインの日。3者が有機的に機能し、多くの人が集うダイバーシティ熊本の発展を目指したい」と期待を込めあいさつした。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年11月30日発行 No.498

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