熊本県パルクール協会を発足・・・・熊本玉名パルクール協会の廣田代表ら

　熊本玉名パルクール協会の廣田悦生代表と体操教室ドゥチャレンジクラブの古庄健太代表らは、体操の新種目「パルクール」の普及に取り組む「熊本県パルクール協会」を発足し、７月１７日に同市東区御領６丁目のストリートスポーツスタジオ（SSS）熊本で県内初のパルクールの協会公式大会イベントを開いた。パルクールの普及と業界のさらなる発展を目的として設立したもの。会長を廣田代表、副会長を古庄代表が務め、パルクールの普及に向けて公式大会の開催や選手の育成などにも取り組んでいくという。同日に設立記念イベントとして開催した選手権大会には子どもから大人まで約４０人が選手として出場。はじめに参加者全員でパルクールの基本的な動きを練習した後、幼児部門、小学生部門、中学生以上に分かれて特設コースの障害物を超えてゴールまでのタイムを競うスピードラン選手権を実施。フリースタイルも行われた。
　同協会の廣田会長は「子どもたちが遊び感覚であらゆる体の動きを習得できるのがパルクールの魅力。イベントなどで認知度アップを図ると共に、定期的に大会などを開いていくことで選手の育成にもつなげていきたい」、古庄副会長は「安全にケガをしないような体の動きを習得してもらいながら競技としての魅力も発信していきたい」と話している。