求人倍率は１・４７倍で０・０１ポイント増・・・・７月県内求人倍率

　熊本県内の７月の有効求人倍率（季節調整値）は、１・４７倍（九州１・２５、全国１・２９）で、前月から０・０１ポイント増加した。九州では１番目。正社員の有効求人倍率（原数値）は１・０９倍で、前年同月０・０６ポイント増加した。熊本労働局まとめ。
　７月の有効求人数（季節調整値）は、前月比０・６％増の４万８６０人で、４カ月連続で増加した。一方、有効求職者数（同）は前月比０・５％減の２万７７９３人で２カ月連続で減少した。
　新規求人数（原数値）は、前年同月比６・７％増の１万３１２４人で、１７カ月連続で増加した。
　うち一般フルタイム求人（同）は８％増の８８０５人で１７カ月連続で増加し、一般パートタイム求人（同）は４％増の４３１９人で３カ月連続で増加した。
　これを主要産業別にみると、製造業（２４・７％増）、運輸業、郵便業（６・７％増）、医療・福祉（９・５％増）、サービス業（他に分類されないもの）（１４・９％増）で増加し、建設業（１０・９％減）、卸売業・小売業（０・９％減）、宿泊業・飲食サービス業（２１・７％減）で減少した。
　新規求職申込件数（原数値）は、前年同月比１１・１％減の５３０７人で、２カ月連続の減少。うち一般フルタイムは同１２・５％減の３３７７人で２カ月連続で減少、一般パートタイムは同８・６％減の１９３０人で３カ月ぶりに減少となった。