玉名市河崎に家族湯などの温泉施設・・・・ひまわり

　介護施設運営の�鰍ﾐまわり（熊本市南区富合町杉島、近藤大地社長）は９月３０日、玉名市河崎に家族湯や大浴場などの温泉施設をオープンした。
　場所は県道玉名山鹿線沿い、旧「庄屋の湯」跡地。同地と建物を取得し、改装した。施設内には受付と男性用大浴場（２９�u）、家族湯（１５�u、定員３人）７室、特別家族湯（２９�u、定員４人）１室の９室を設けた。施設外観、内観は地中海・エーゲ海に浮かぶサントリーニ島の街並みをイメージし、洋風のデザインに統一している。名称は「Private Spa Kurage（プライベート スパ クラゲ）」。料金は家族湯が５０分１７００円から、特別家族湯が６０分２８００円から、大浴場が大人一人５００円。泉質は近隣の玉名温泉と若干異なり、比較すると土類金属ラジウムを多く含むという。湧出量は４８０リットル／分。総投資額は１億３千万円で、事業再構築補助金を活用した。年商は３千万円を見込む。スタッフは１０人。
　近藤社長は「家族湯をオープンすることが憧れだった。カップルや観光客など幅広い方にプライベート空間の家族湯を楽しんでほしい」と抱負を話した。同社は熊本市南区で住宅型有料老人ホーム２棟、訪問介護事業所、デイサービスセンターを運営している。