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自社ブランドトラフグ「六福」の今季販売を開始・・・・ふく成

 フグ・マダイの養殖・加工・販売業の鰍モく成(熊本市西区田崎町、平尾優社長)は昨年11月、天草市御所浦町で養殖する自社ブランドのトラフグ「六福(ろっぷく)」の今季分の販売を開始した。
 六福は(一社)日本食品分析センターによる調査のもと、天然トラフグとの比較でうま味成分のリジンとグルタミン酸が6倍、グリシンは2倍多いという結果を得て、2018年に同社がブランド化。特徴はうま味が強いほか、一般的には1尾1〜1・3キロ程度だが、同ブランドフグは最大2キロ程度までと身が太く丸々としているという。出荷期間は3月末まで。
 昨年7〜8月は八代海で有害プランクトンによる赤潮が発生し、同社の養殖場も被害を受け、トラフグ・マダイの稚魚・出荷魚や、アジ、カワハギなど合計5万8千尾が被害を受けている。同社はふぐ処理師が6人在籍しており、内臓などの有毒部位を除去した状態で飲食店などに出荷する。
 同社は「全国からの応援や励ましの言葉をもらい、赤潮の被害を乗り越え、出荷可能な体制を整えた」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年1月30日発行 No.500

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