菊池市と地域社会発展へ包括連携協定・・・・トリニティコーポレーション

　カフェ経営などの�潟gリニティコーポレーション（菊池市隈府、��木公康社長）は昨年１１月１日、菊池市（江頭実市長）と地域社会発展のための包括連携協定を結んだ。
　同社は菊池高校の道向かい側の国登録有形文化財「高木医院」の所有者で、昨年８月に同医院を改装しカフェ「ASANISIMASASA（アサニシマサ）」をオープン。カフェの一部と、隣接する宿泊施設を同市と連携し、ワーケーションやリモートワーク施設として貸し出す。施設は最大１１人まで利用できる。利用料は２時間１５００円から。同市は「きくちまるごと快適オフィス化事業」と題してテレワーカーの誘致を図っており、同事業における民間との協定は今回が初。
　締結式で��木社長は「築９１年の歴史ある建物を生かしてテレワーカーを誘致し、観光振興につなげ、菊池市の発展に貢献したい」。江頭市長は「全国のビジネスマンと地元経営者の交流なども行い、滞在時間を増やして菊池ファンの創出を図る」と話した。
　同社は高木医院の閉院を機に設立。事業再構築補助金を活用し医院をカフェに改装した。��木社長は同医院に隣接する高木歯科クリニック院長も務める。