蔦屋三年坂店で生活の中の薬用植物展・・・・熊本大学

　熊本大学（熊本市中央区黒髪２丁目）とニューコ・ワン�梶i同区安政町、塩原礼貴社長）は１１月９日から１５日まで同社が運営する蔦屋書店熊本三年坂店で薬用植物学に関する同大研究成果のパネル展を開催した。
　「生活の中の薬用植物」展と銘打って実施するもので、デプコタ・ハリ特任助教と渡邊将人技術主任の研究内容を紹介。身近な薬用植物について解説するとともに、薬学部にある薬用植物園の研究用植物・薬用植物成分を用いた創薬研究をパネルで展示した。また１３日には「屠蘇散（とそさん）を作ろう」と題して、身近な伝統薬の１つとされるお屠蘇についてのトークイベントがあり、お屠蘇の歴史や屠蘇散に含まれる生薬について解説したほか、屠蘇散の配合・製作を実演した。同大では「身近にある伝統的な生薬について学ぶとともに、香り豊かな生薬の調合を体験してもらえるイベントとなった」としている。