近距離移動用モビリティ「ＷＨＩＬＬ」を発売・・・・熊本トヨペット

　県下１６店舗を展開する熊本トヨペット�梶i熊本市南区十禅寺２丁目、齊藤文夫社長）は昨年１１月５日、近距離移動用モビリティ「ＷＨＩＬＬ」（ウィル）の販売を始めた。
　運転免許不要の次世代近距離モビリティ（電動車いす）としてＷＨＩＬＬ�梶i東京都）が開発した同商品の販売を始めたもの。運転免許の自主返納が増加傾向にある中、運転を卒業もしくは免許返納後に移動手段を検討している人を対象にＷＨＩＬＬ「Ｃ２」「Ｆ」「Ｓ」の全モデルを取り扱う。高いデザイン性や小回り能力、操作性、折り畳みや車載可能といった点が特徴で価格は２０万円台から。県内６店舗に試乗車を展示している。「Ｓ」の場合、充電器による１回の充電で３３ｋｍが移動できるという。
　１１月２日には熊本トヨペット本店でメディア向け発表会と試乗会を開催。齊藤賢司副社長が「免許返納に不安を感じる方が多い中、自動車だけにこだわらず、お客さまとの絆を永続できる商品と考え、取り扱いを始める。顧客に価値ある提案を通じ、今後も持続可能な社会の実現に貢献していきたい」、ＷＨＩＬＬ社の池田朋宏執行役員日本事業本部長が「買い物をはじめとした２〜３ｋｍの近距離移動で多くのユーザーに利用いただいている。県内に複数店舗を持ち、車に関するプロの技術者が在籍する熊本トヨペット様を通じて販売できることは大きな意義がある」とあいさつした。ＷＨＩＬＬ社は同商品を取り扱う自動車ディーラーを全国各地に広げており、県内では熊本トヨペットが３社目。