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22億円かけ老健との一体型施設を建設・・・・熊本光洋台病院

 熊本光洋台病院を運営する(医)社団井上会(熊本市南区城南町今吉野、井上明威理事長)は、同地に病院と介護老人保健施設(老健)の一体型施設を建設している。総事業費は22億円。今年11月に完成し、12月から運用を始める。
 同院の5階建て本館と4階建て新館の老朽化に加え、敷地内にある3階建ての別棟「永碇(えいてい)病棟」と病室が分かれているため、新棟に集約し利便性の向上を通じた効率的な病院運営を目指すもの。同時に5階建ての介護老人保健施設「光乃里」も老朽化が進んでおり、病院と老健の一体型施設として建設を決めた。新棟の場所は現本館東側。建物は地下1階、地上4階建てで、延べ床面積が6760u。1階が受付、法人本部、事務部門、病院外来、厨房(ちゅうぼう)、2階が病棟、3〜4階が老健。地下は機械室や洗濯室、営繕室など。病院は医療型療養病床を8床増やし52床にする。老健は72床で変化なし。新棟は患者・入所者およびスタッフの動線を意識した設計を採用するほか、快適性や省エネ性能を高めるZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の認定取得など、環境に配慮した設計や設備を導入する。ZEBにはエネルギー消費量の削減レベルに応じ3分類あるが、現在建設中の新施設は県内病院で唯一、「ZEB Ready」(ゼブ・レディ)認証を取得予定。また同施設は熊本市認定の災害時福祉避難所としても利用できるよう、整備しているという。新棟の運用開始後、病院の本館と新館は解体し、跡地は駐車場として活用する。老健も将来的には解体する方針で検討中。永碇病棟の建物は残し、活用方法は今後詰める。
 井上理事長は「当法人の患者・利用者さまは平均年齢が約83歳で認知症を有する方が多い。新施設完成後も法人のコンセプトである医療と福祉をつなぐ役割を担い、近隣の福祉施設とも連携しながら在宅移行支援へ努めていきたい」とコメントした。
 井上会は1979(昭和54)年、現在地に「宇城中央病院」を開院。2009(平成21)年現病院名に変更した。同院敷地内で老健ほか、グループホーム「みんなの光」を運営している。スタッフは104人。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年3月2日発行 No.501

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