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崎津・今富地区の文化的景観整備がグッドデザイン賞・・・・熊本大学

 熊本大学(熊本市中央区黒髪2丁目、小川久雄学長)は、同大が携わってきた天草市崎津・今富地区の文化的景観整備が今年度のグッドデザイン賞ベスト100に選ばれたと発表した。
 大学院先端科学研究部の田中尚人准教授と水循環・減災教育研究センターの星野裕司准教授が同地区まちづくりのディレクターやデザイナーとして取り組んできたもので、持続可能な地方創生に対する同大の地域貢献の一環。合わせて「土木学会デザイン賞優秀賞」も受賞した。
 グッドデザイン賞は(公財)日本デザイン振興会が運営するもので、今回は5715件の審査対象のうち1560件が受賞した。田中准教授は文化的景観保全研究センターを運営するなどユネスコ世界文化遺産のコアゾーンになっている崎津地区のまちづくりに取り組んでいる。星野准教授は同地区の公共施設のデザインなどを手掛け、幅広い景観デザインの中心業務を担った。

有栖川宮、勝海舟らの扁額など展示

 熊本大学(熊本市中央区黒髪2丁目、小川久雄学長)は1月20日から3月26日まで、五高記念館の収蔵資料の中から公開の要望の大きい書と扁(へん)額約10点を展示する企画展を開いた。
 扁額は有栖川宮熾仁、勝海舟など第五高等学校の依頼で書かれたものや小松宮彰仁など来校の際に依頼されたもの、嘉納治五郎や武藤虎太など当時の学校長の揮ごうによるもので、第五高等学校の講堂や体育館、図書室などに掲げられていたもの。同校閉校後は熊本大学が継承し保存してきた。熊本地震からの復旧工事を終え昨年4月に再開館した五高記念館は現在、資料を再展示する準備を進めている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年3月30日発行 No.502

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