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売上高は前期比約14%増の31億7千万円・・・・新星

 電気・空調・給排水設備工事業の叶V星(熊本市東区神園3丁目、山本盛重社長)の2022年7月期決算は、売上高が対前期比約14%増の31億7千万円、経常利益が前期比ほぼ同じの約2億2千万円だった。
 売上高は分譲マンション、賃貸マンション、病院、老健施設などでの電気・設備工事関係が貢献したため前期を上回った。官公庁関係の工事は熊本市の競輪場の工事、芦北町の汚水処理場の機能強化工事、西原村の空調機入れ替え工事などがあった。売上高に占める工事割合は電気工事が55%、空調・給排水設備工事が45%で、民間工事が7割、官公庁工事が3割となっている。経常利益は前期とほぼ同じ利益となった。
 同社は1973(昭和48)年3月設立、今年で50周年を迎える。電気設備工事、電気通信工事、空調・給排水・衛生設備工事、水道施設工事、消防施設工事などを手掛けている。資本金3100万円、営業所は芦北町と上天草市の2カ所を有する。従業員は73人。
 山本社長は「円安や国際情勢の影響で資材高騰、半導体不足による制御関係の部材不足が続いており、工期遅れや利益の圧迫につながっている。今期の売上高は前期並みに止め、働き方改革に注力し、人材確保に力を入れていきたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年4月30日発行 No.503

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