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着工数は前年同月比12・6%増の1128戸・・・・12月県内新設住宅着工件数

 住宅金融支援機構九州支店(福岡市)が調べた2022年12月の熊本県内新設住宅着工件数は、総数で前年同月比12・6%増の1128戸となり3カ月ぶりに増加に転じた。
 22年12月の住宅着工件数の内訳を個別にみると、持家は前年同月比18・7%減の383戸と7カ月連続の減少、半面、貸家は84・2%増の571戸と6カ月ぶりに大幅増に転じた。分譲住宅は20・9%減の174戸と3カ月連続の減少となった。
 また、全国ベースでは総数が1・7%減の6万7249戸と3カ月連続の減少。内訳別では持家が13・0%減の1万9768戸と13カ月連続して減少、半面、貸家は6・4%増の2万6845戸となり、22カ月連続の増加、分譲住宅も1・4%増の2万200戸で前月の減少から増加に転じた。
 さらに、九州管内は同様に全体で3・1%増の7189戸だった。内訳別では持家が前年同月比10・4%減の2388戸となり7カ月連続して減少した。半面、貸家は6・6%増の2943戸と8カ月連続の増加、分譲住宅も20・4%増の1799戸で4カ月ぶりに増加に転じた。熊本県は2022年12月分では全国平均、九州平均を上回った。

年間着工数は前年比1・8%減の1万2822戸

 また、同支店が調べた2022年の年間熊本県内新設住宅着工件数は、総数で前年比1・8%減の1万2822戸となった。
 22年の住宅着工件数の内訳を個別にみると、持家は前年比15・7%減の4877戸となり過去5年間では最少だった。半面、貸家は10・8%増の5452戸となり、前年の減少から増加に転じた。分譲住宅も7・2%増の2421戸で、前年の減少から増加した。
 また、全国ベースでは総数が前年比0・4%増の85万9529戸と2年連続で増加した。内訳別では持家が前年比11・3%減の25万3287戸と前年の増加から減少に転じた。半面、貸家は7・4%増の34万5080戸となり、2年連続して増加。分譲住宅も4・7%増の25万6487戸で、これも2年連続して増加した。
 さらに、九州管内は同様に全体で前年比1・2%増の8万8814戸と2年連続の増加だった。内訳別では持家が前年比12・6%減の2万7721戸で前年の増加から減少に転じた。半面、貸家は11・5%増の3万8913戸で2年連続の増加、分譲住宅も3・6%増の2万1431戸で、こちらも2年連続して増加した。熊本県は22年分では全国平均、九州平均を下回った。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年4月30日発行 No.503

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