輸入は前年比４２・５％増・・・・２０２２年の貿易概況

　八代税関支所がまとめた同管内（八代港、熊本港、三角港、水俣港、熊本空港）の２０２２年の年間貿易概況は、輸出が前年比１０・８％減の４２９億３９００万円、輸入は同４２・５％増の１７０１億３５００万円だった。
　輸出は一般機械（同２０・８％増の６５億６３００万円）などが増加したが、金属鉱およびくず（同３７・５％減の３９億６７００万円）や精密機器類（同７０・５％減の４億３７００万円）などが減少したことで、輸出全体では２年ぶりの減少だった。輸入は輸送用機器（同９２・５％減の２億１千万円）などが減少したが、石炭（同８５・１％増の６８４億５千万円）や穀物および同調製品（同４０・８％増の３１９億３４００万円）などが増加したことで、輸入全体では２年連続の増加だった。
　国別では輸出の上位３カ国が韓国（構成比２８・３％）、中国（同２７・５％）、アメリカ（同８・７％）、輸入がオーストラリア（同３９・８％）、ブラジル（同１３・８％）、アメリカ（同１１・２％）だった。