熊本を拠点に食品関連事業「マルカケ」を開始・・・・ＡＭＳ

　ＥＣ支援サービスなどの�鰍`ＭＳ（東京都目黒区、村井眞一社長）は３月１７日、特殊冷凍技術を使用した食品関連事業を開始した。また、事業拠点として北区清水亀井町にレンタルキッチンスタジオをオープンした。
　事業名称は「マルカケ」で、特殊冷凍装置メーカーのデイブレイク�梶i東京都、木下昌之社長）と協力し、「ＩＴ化」「商品開発」「冷凍技術」の３要素を組み合わせた新しいサービスの提供を目指す。同事業は熊本県の「ＵＸプロジェクト」に事業登録しており、「フードテック」分野で県と協力しながら生産者やメーカー、飲食店など食に関わる事業者への商品開発および、セミナーや開発商品の試食会の開催などを通じ、熊本の食に関する発信などに取り組んでいく。
　また、�鰍`ＭＳは同日、北区清水亀井町に事業拠点「マルカケキッチンスタジオ」をオープン。場所は熊本電鉄菊池線亀井駅北西側の住宅地内。フロア面積は約４０�u。レンタルキッチンスタジオにはキッチン設備に加え、特殊冷凍装置「アートロックフリーザー」を設置しており、特殊冷凍技術の効果を検証しながら商品開発や試食会会場として活用できる。スタジオのレンタル予約はホームページででき、料金は１時間レンタルが３３００円、１日レンタル（午前８時〜午後６時まで）が２万５千円。
　村井社長は「食のＥＣの課題を解決し、熊本県産品の販路拡大のお役に立ちたい」と話していた。
　同社は、２００７年７月１２日設立。資本金３億４９３３万５千円。従業員数２２０人（契約社員、アルバイト、業務委託者含む）。主な事業内容はオムニチャネルソリューション事業、ＥＣフルフィルメント事業。今回オープンしたマルカケキッチンスタジオのほか、本社（東京都目黒区）、熊本オフィス（中央区細工町）、茜浜スタジオ・倉庫（千葉県習志野）に拠点を持つ。