阿蘇くまもと空港に新業態の寿司店・・・・福伸グループ

　飲食店経営の福伸グループ（上天草市松島町合津、福田丈人代表）は、３月２３日に開業した阿蘇くまもと空港（益城町小谷）の新旅客ターミナルビルに寿司店を出店した。
　同グループの新業態店舗として同ビル３階のフードコートにオープンした。店名は「鮨 福伸」。店舗面積は２５�u。店内に設置する最大７人が利用できる立ち食いカウンターで天草産の本マグロを中心に２５〜３５種類、同店含め７店が並ぶフードコート（２５０席）で６貫・８貫盛りのセットメニューや海鮮丼、本マグロの太巻きなどを提供する。地酒などアルコールもそろえる。平均客単価はカウンターが３千円、フードコートが２千円。初年度は年商８４００万円を見込む。運営は昨年１１月に設立したグループ会社のフクシンソラ�梶i福田圭伸社長）が行う。同グループは２０１６年３月、熊本市中心市街地に同店名で寿司店をオープンしたが、翌月の熊本地震で撤退。今回は同業態で再出店する。
　福田代表は「天草の食材を提供したいとの思いで出店を決めた。職人が目の前で握った寿司をその場で提供する特別な臨場感を生かし、他の寿司店との差別化を目指す」と話している。
　同グループは上天草市、天草市、熊本市中心部で合計４店舗を経営している。社員数はパート・アルバイト合わせ８０人。