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南関町に食品残渣活用の飼料製造工場新設・・・・カスケディア・トレーディング

 潟Jスケディア・トレーディング(さいたま市、石井ェ文社長)は5月、南関町に飼料、肥料などの卸売・製造販売など行う工場を新設する。3月15日、熊本県庁で同町と立地協定を締結した。
 敷地面積は1万3295uで、建築面積は1095u。同社は飼料・肥料の卸売りを専門としており、今回が初の自社工場。飼料加工工場と物流倉庫を備えており、食品工場や小売店などから出た食品残渣(ざんさ)を活用し、肉牛や乳牛用の飼料、牧草用の堆肥などを製造する。飼料の最大製造能力は年間5千トン。投資金額は3億7千万円(内訳・土地1千万円、建物2億1千万円、設備1億5千万円)。新規雇用者数は6人。
 石井社長は「輸入飼料が高騰しており、自社製造でコスト削減を図ると共に、食品廃棄の問題解決にも貢献していきたいと考えている。九州の中心に当たる南関町に拠点を置くことで、九州全域の畜産農家に貢献していきたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年5月30日発行 No.504

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